孤高の美学と連携プレーのミックスダブルス
なにやら本日、ソフトバンクの通信が大混乱していると周囲がざわついていた。
昨今、某システム運用企業の社員の方々を20名ほどインタビュー&撮影するという仕事をいただき、連日邁進している。
その方々も様々な分野に関わっているが、たとえば銀行のATMのシステムを裏側で支えるような仕事をされている。
ある事例で前日のシステム終了時にいわゆる『異常終了』の状態に陥り、夜通し全方位でのシステムチェックをこなし、なんと銀行オープンの2分前に作業完了!という映画になりそうなエピソードを原稿に書いた。
一人一人の卓越したスキルを前提に、見事な、あうんの呼吸の連携プレー。
そうした、決して表には出ない人たちの英知と創意工夫が、私たちの暮らしを支えている。
インタビュー原稿を明け方に書き終えて、あまりのビジネスドラマに自分が涙した…。
かの島耕作も、派閥に群れず孤高を貫く。だが、ひとたび連携が必要な時には、人とつながり、ともに問題を解決する。
孤高の美学と連携プレー。まさにビジネスは表裏一体なのだ。
(写真:獺祭だけどダサくない島耕作 by sunny)